昨日(3月13日)、H25年度の最終調整の追加補正予算が上程されました。
本日の新聞記事のとおり、貯金の取崩し額が、当初予定していた額より158億円縮小されました。
株式配当や譲渡利益による税収の伸び、10月からの職員の賃金カットの上乗せ額23億円の浮き、
地方交付税が当初予定より36億円の伸びで、一般財源が伸びた影響です。
さらに、借金も当初予定より、90億円減少されました。
私が総務委員会の質問で主張していた
「税財源が伸びた時こそ、借金を減らしたり、貯金をして、困った時に貯金を取り崩す」
という財政の基本原則を聞き入れてもらいました。 やっぱり、言わなければダメ。 これからも頑張るぞ!
友達が似顔絵を描いてくれました。似てるかな?
2014年2月28日香川県議会総務委員会(総務部関係)において、先の代表質問で、
「地元大学採用枠の確保の県内企業への働きかけや県職員採用の枠の確保は難しい。」と答弁があった件について質問しました。
私は、UJIターンの採用枠があるのだから、地元大学採用枠があってもいいのではないかと単純に考えたわけです。
(私は単純ですから……これが県民目線と思っています)
平等の原則に抵触するからダメとのこと。それじゃ、何故、UJI採用枠は良いのかとの疑問?
UJIターンの採用枠は、
①過去の行き過ぎた行革により、中年層の人員構成がいびつになっているのを是正するため
②民間経験のノウハウを行政分野でも活かすため
③県外の7年以上民間経験者のUターンを促し、人口減少対策に活かすため
①と②は理解できます。しかし、③は、結局は、定数内で行うものですから、競争試験の枠が減るだけであり、
その減った分で採用されなかった方は、県外へ就職すれば、結局同じことで、意味がないと考えます。
さらに、7年以上の県内民間経験者は県職員試験を受けられない!
これこそ、平等の原則に抵触するのではないか?
平等の原則を答弁で大手振って答えるなら、①と②に限定して、県内の民間経験者にも受験の機会を与えるべきではないか。もっと、知恵を出せ。
さらに、①②のためであれば、客観性や妥当性の視点から、この採用枠を増やし続けることの方が、平等の原則に抵触するのではないかと考えます。
とりあえず、私の指摘を受けて、試験の中身は検討していくという答弁は引き出しましたが……
画像をリンクすれば、録画中継が見られます。平等の原則における県職員のUJIターン型採用のあり方
(1)行政事務職員採用枠の拡大の懸念
(2)競争試験との試験内容の大幅な違い
(3)7年以上の県内民間経験者が受けられないという不平等
2月26日に、総務委員会(政策部所管)で質問しました。
内容は、
香川県財政の見通しについて
1.2014年度地方財政計画と本県予算を比べての投資的経費の乖離
2.近年の財政対策用基金と県債管理基金の取り崩しの多さ
3.財政対策用基金と県債管理基金の取り崩しルールが必要
4.財政の持続性のためのリスク管理
です。
私が県議会議員に出馬する動機は、何と言っても、H16年の時の「県の財政危機宣言」でした。
二度と、あのようなことは繰り返させないためにも、財政を勉強し、議会の中からチェック機能を果たさなければならないと決意したからです。
おかげで、よく地方財政を勉強させていただきました。
41人の県議会議員の中で、「地方財政」については、誰にも負けない自負があります。
地方分権による地方財政の確立には、まだまだ道のりは遠い。
しかし、国の姿勢に左右される「地方財政」からの脱却を目指さなければ、真の「地方自治」の確立はないと思います。
これからも、頑張ります。 下記の画面をクリックしてください。録画中継が見られます。 (※質問内容は、後日、掲載予定)